2022年1月にオープンする下北線路街の複合施設『(tefu) lounge (テフ ラウンジ)』に、映画ファン注目のミニシアター『K2(ケーツー)』が誕生します!
下北沢駅南西改札口から徒歩0分、駅商業施設「シモキタエキウエ」に直結するアツいミニシアターをご紹介します。
『K2』は映画LOVEなミニシアター
下北沢駅の商業施設「シモキタエキウエ」に直結する複合施設『(tefu) lounge (テフ ラウンジ)』に2022年1月、1スクリーン70席のミニシアター『K2』がオープン予定!
井の頭線中央改札口から徒歩3分、小田急線南西改札口からは徒歩0分という超駅近ミニシアターの誕生です。
『K2』はクラウドファンディング・プラットフォームを運営するMotion Galleryが立ち上げるミニシアター。ボーダレスな総合芸術「映画」の力を最大限に活かし、物販やイベントも踏まえた「映画館の魅力」で下北沢の街に活気をもたらしたい、としています。
MOTION GALLERY代表・大高健志氏は、2020年に実施されたミニシアター救済プロジェクト『ミニシアター・エイド基金』の発起人!
誰よりもミニシアターを愛し、ミニシアターを守るために奔走した大高氏は、自身が影響を受けた「映画館で映画を観る時間」の魅力をより広く伝えたいと語ります。
ミニシアター『K2』を運営していくのは企画プロデュース団体「Incline(インクライン)」。
大高氏のほか、新機軸なWebサービスを提供するSunborn代表・北原豪氏もメンバーとして名を連ねるInclineは、『スパイの妻』や『偶然と想像』など海外の映画祭で受賞した実力作品をプロデュースしているとのこと!
駅近でカジュアルなミニシアターをイメージしていましたが…想像以上に映画LOVEな濃いミニシアターが生まれそうな予感です!
『K2』が目指す新しい映画館のカタチ
そんな映画好きが手がけるミニシアター『K2』では、下北沢駅前から映画文化を発信していく「新しい映画館」として様々な取り組みを予定しています!
オリジナル雑誌『K2』の発刊
上映作品の多様なおもしろさや背景を深堀りするオリジナル雑誌「K2」を月刊ペースで発刊! 映画カルチャーを通じて映画館ならではの「学び」を発信していくそう。
オンラインスクリーンでの特別上映
『K2』の上映作品の関連映画や、セット鑑賞することで新しい発見がありそうな作品をセレクションしてオンライン配信!
「コモンズ(共有地)」としての映画館に
「コモンズ=共有地」をコンセプトにプログラムの一部を一般プレイヤーに開放!
観る人と創る人の双方向のコミュニケーションを育て、映画界の新しい才能を下北沢から生み出していくとのこと。
バーチャル・スクリーン『Reel』
バーチャル・スクリーン『Reel』の上映作品は、映画館の実際の上映期間に限り有料でオンライン鑑賞可能。
売上の一部は、作品を上映している各劇場に均等に配分されるという仕組みです。
『Reel』の第一回作品は濱口竜介監督『偶然と想像』を予定。第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞した同作品は、ミニシアター『K2』のこけら落とし上映でもお目見えします!
ディープな『K2』ファンコミュニティも
『K2』では独自の月額制コミュニティに参加することで、映画体験をより豊かにしていくアクションを体験できるそう!
『K2』への豪華応援コメント!
ミニシアター『K2』のオープンにあたって、下北沢カルチャーを代表するお2人から応援コメントが寄せられました。
下北沢トリウッド 代表・大槻貴宏氏
K2開館、おめでとうございます。現下北沢唯一の映画館としては、お客さんや作品を奪われやしないかとドキ ドキして…というのは冗談で(笑)、本当に心から楽しみにしています。演劇でも古着屋さんでも複数ある方 が、お客さんの選択肢が増え、それにより全体のパイを増やせるのだろうし、ひいてはそれが文化になっていくのだろう、とお互い、もっと面白いもっと変なことを探して、様々なものと出会える街を目指していきましょう。
本多劇場グループ 総支配人・本多愼一郎氏
下北沢にミニシアターオープン、 映画界も音楽会も演劇界も厳しい時代にとても明るいお話です。下北沢はライ ブハウスも劇場も多い街で 映画館はトリウッドさんだけでした。この状況で映画館をオープンされることに 意 気込みを感じます。芸術文化とか堅苦しい言葉抜きで街の皆様が気軽に観に来られて、 楽しんでもらえる場所 として映画館もライブハウスも劇場にも来ていただきたいと思っております。作品を観てもらえて、語り合い、集まれる場所。観た後も観る前も下北沢は温かい街です。ご一緒に少しでも下北沢を御盛り上げて行ければと思っております。 応援してます。
『K2』クラウドファンディングも実施
「オンラインとのハイブリッド」により持続可能な劇場公開を目指す『K2』では、開館に向けてクラウドファンディングを開始しています!
目標金額を3百万円とし、地域のハブとして機能する体制の確保や、オンライン配信、冊子制作、イベントの開催を掲げています。
オリジナルグッズから「1日館長」などのリターンは500円〜250000円に設定し、2022年1月31日 23:59まで受付中!
下北沢駅前のアツいミニシアター『K2』の立ち上げを支援したい!という方はぜひチェックを。
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シモキタ エキマエ シネマ『K2』|概要
オープン予定 | 2022年1月開館予定 |
場所 | 東京都世田谷区北沢2-21 (tefu) lounge 2F(シモキタエキウエ直結) |
MAP | |
設備 | 1スクリーン、70席 |
参考リンク | (tefu) lounge |