渋谷駅では西口仮設通路の共用開始にともなって、2020年9月26日(土)から京王井の頭線→JR・銀座線の乗換ルートが変更になりました。
乗換ルートは岡本太郎先生の大壁画「明日の神話」の真下を抜けて連絡通路「しぶにしデッキ」へ。「渋谷フクラス接続デッキ」とも繋がったので、渋谷駅西口の2階部分は回遊性の高い空中回廊となっています。
さらに2021年10月10日(日)、JR中央改札の移設にともない井の頭線→JR線の乗換えルートが少し変更されています。
「どんな乗換コースなの?」「乗換えの所要時間は?」「どこにたどり着くの?」そんなギモンを解決すべく連絡通路「しぶにしデッキ」を実際に歩いてきました!
しぶにしデッキから寄り道できる「渋谷フクラス接続デッキ」も、渋谷駅西口の夜景や幻想的な3Dホログラムが楽しめる穴場スポットとなっていますので要チェックです!
渋谷駅・井の頭線→JR線の乗換ルートレポ!気になるコースと乗り換え所要時間は?
ご機嫌いかがですか?シブきち(@ShibukichiNet)です。
渋谷駅の井の頭線→JR線・銀座線の乗換ルートやいかに!?今回は「しぶにしデッキ」や新しい「JR中央改札」、「渋谷フクラス接続デッキ」の様子を含め、「井の頭線→JR線の乗り換え」をレポートしたいと思います。
それでは早速スタートです!
井の頭線・渋谷駅の中央口からスタート!


連絡通路「しぶにしデッキ」に向って出発!目指すは岡本太郎先生の大壁画「明日の神話」です!この通路はいつも通り直進していきます。

東急東横店内通路と玉川改札は2020年9月26日から閉鎖となりました。

いよいよ大壁画「明日の神話」が見えてきました!あの大壁画の下が「しぶにしデッキ」への入口です!
大壁画「明日の神話」から「しぶにしデッキ」へ

右側通行をキープしたまま進むと「しぶにしデッキ」の入口は大壁画の一番奥に。左側にあった旧玉川改札へ抜ける通路は完全閉鎖となっています。

いよいよ「しぶにしデッキ」接続部分に到着です!(そして壁画とも大接近です!)

「しぶにしデッキ」接続部分正面から!(左側は旧東急東横店通路への入口でしたが完全閉鎖)

大壁画の下はすぐに階段になっているのでお気をつけて。ここまで変わらず右側通行で歩いてきています。

いよいよ「明日の神話」の真下を抜けていきます。階段部分は天井が低いように見えますが実際はそれほど低くはありません。階段の一段ごとの奥行きは広めなので特に危険度は感じません。
連絡通路「しぶにしデッキ」を歩く!

さあ!「しぶにしデッキ」へと降り立ちました。このまま右側通行をキープして進んでいきましょう。
JR線・銀座線ともに左へ折れる矢印が記されていますが、この矢印の理由は後ほどわかります。(2021.10.12注記:今はカラーコンは設置されてませんが、右側通行に変更はありません)

まっすぐ進んでいくと「しぶにしデッキ」は大きく左へカーブします。ここには「渋谷フクラス接続デッキ」への分岐ポイントがあるので、間違わないように左へ曲がる本線を進行してください。
ちなみに「渋谷フクラス接続デッキ」の入口からはとっても幻想的な光の通路が続いています。気になる「渋谷フクラス接続デッキ」はこのあとご紹介します。

「しぶにしデッキ」は思っていたより道幅が広く人の流れはスムーズです。(※撮影時は夜の時間です)
旧東急東横店内通路からJR線「中央改札」へ

しばらく進んでいくと「しぶにしデッキ」を抜けて懐かしの旧・東急東横店内へ。ここは閉鎖されず引き続き通路として使われています。

JR中央改札付近の混雑を避けるため、ここからJR南改札へ迂回ができます。
上記写真の左側は惜しまれつつ閉店した、駅そば「本家しぶそば」さんがあったところ。最後にいただいた「本家オールスターズ」美味しかったなぁ。
>【関連記事】9/13(日)に閉店した渋谷の「本家しぶそば」で本家オールスターズをいただいてきました!40年間お疲れさまでした!


階段を上って行きます。

JRの旧中央改札があった場所。中央改札は2021年10月10日(日)から、旧・中央東改札の場所に移設統合したので、ここは通過です。

道なりに銀座線の乗り換え通路へと入っていきます。
旧・中央改札の閉鎖によりJR線利用の人もここを通過しなければいけません。

銀座線の乗り換え通路。まっすぐ行くと銀座線改札口です。
ラッシュ時はこの通路が混雑します。

銀座線改札の手前、右に曲がる角の先に新しい中央改札が見えてきます。

…ゴォォォールッ!めでたく新しいJR中央改札に到着!こちらは新設された自動改札になります。

ちなみに、少し銀座線改札方面へ回っていくと…

渋谷スクランブルスクエア横の中央改札入口(旧・中央東改札)にアクセスできます。
新しいJR中央改札は出入口が拡張され、「L字型」に自動改札を設置しているイメージです。

中から見た中央改札内はこんな感じ。
写真右側が渋谷スクランブルスクエア側の自動改札、左奥が新設された自動改札です。
それでは、ここまでの所要時間をストップウォッチで確認してみましょう。

タイムは2分58秒04!!
井の頭線中央口からJR線中央改札まで、人の流れにそって普通に歩くと約3分という計測結果になりました。(時間帯によって変わる可能性があります)
中央改札の移設前(2021年10月10日以前)に歩いた時は約2分18秒だったので、約40秒遠くなったようです。
光の回廊「渋谷フクラス接続デッキ」へ!3Dホログラムサイネージが幻想的♡
それでは少し戻って、先ほど気になっていた「渋谷フクラス接続デッキ」へと行ってみましょう!

いざ!輝きに導かれるまま光の回廊へ!

「渋谷フクラス接続デッキ」に入るとそこは光の幻想回廊。通路内の3Dホログラムと渋谷の街のネオンが混ざり合ってイルミネーション会場にいるみたいです。初めてならかなりアガると思います。


通路の天井に設置された3Dホログラム。映し出される光のアートは動きながらさまざまなカタチに変わっていきます。

このホログラムは「渋谷フクラス接続デッキ」の天井に連続して設置されています。

「渋谷フクラス接続デッキ」からは渋谷駅西口を一望できます。正面には旧東急東横店とスクランブルスクエアのツーショットが!左下に伸びているのが先ほど通ってきた「しぶにしデッキ」です。

しばらく歩くと曲がり角に2つの大きな3Dホログラムサイネージが設置されています。よく見ると向こう側が透けていますね。

これらは渋谷フクラス接続デッキに設置されている3Dホログラムディスプレイ「3D Phantom®」です。
あのアートアクアリウムにも協賛し、95台の3D Phantom®が送り込まれているだけあって、その幻想的かつ未来的な映像美に思わず圧倒されます。


時にはエレガントに、時にはビシバシとホログラムが切り替わり、光が文字やイラストに変化していく映像はかなり見ごたえのあるものになっています。
3Dホログラムディスプレイは2台設置されているので、しばらく立ち止まってじっくりと観ることができました。


渋谷フクラス側から見た「渋谷フクラス接続デッキ」全体の感じです。ガラス製の透明な柵が設置された見晴らしの良い屋根付き通路になっていますね。

そして渋谷フクラスに到着です!


渋谷フクラスからはさらに渋谷ストリーム方面の通路がつながっています。
しぶにしデッキからちょっと寄り道。渋谷駅西口の空中回廊さんぽは夜がおすすめ!
「しぶにしデッキ」からちょっと寄り道すれば、光の通路「渋谷フクラス接続デッキ」と渋谷駅西口のネオンでちょっと気持ちがアガります。
煌めく3Dホログラムを楽しむのもよし、すっかり姿を隠した旧東急東横店の外観に想いを馳せるのもよし、めまぐるしく変わる渋谷のたくさんのネオンの輝きを眺めるのもよし。
回遊性に優れた渋谷西口空中回廊をぶらりと歩くなら夜がオススメです!「しぶにしデッキ」から「渋谷フクラス接続デッキ」へ入っていく人は意外と少なめなので、夜は穴場のライトアップスポットと言えそうです。

それでは今回はこのへんで。ご覧いただきありがとうございました!



