2022年3月30日、京王井の頭線 下北沢駅高架下の商業施設『ミカン下北』が開業しました！
シェアラウンジ併設「TSUTAYA BOOKSTORE」や古着・雑貨店の複合ショップ「東洋百貨店 別館」、異国情緒あふれる飲食店、世田谷区運営の図書館カウンターなど個性豊かな20店舗が出店。整備が進むB街区も7月28日（木）の開業が決定、ミカン下北はグランドオープンを迎えます。
エリア最大級のワークプレイス「SYCL by KEIO」を設けビジネス拠点としても注目される『ミカン下北』に行ってきました！
『ミカン下北』は進化する未完地帯
京王電鉄が下北沢駅高架下エリアに開業した『ミカン下北』は、井の頭線に沿って開通した大型通路「アクセス道路」を挟んで5つのエリア（街区）で構成される大型商業施設です。
なぜ『ミカン下北』なのかというと、その由来は下北沢が常に変化する街=未完（下北沢=ミカン）だから。「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」をコンセプトに、人々が隔たりなく混ざり合う創造発信拠点を目指します。
『ミカン下北』の力強いロゴデザインは、トライ＆エラーを繰り返す「上書き」を表現。挑戦=実験し続けるチャレンジングな人や活動を応援したい！というメッセージが込められているんです。
『ミカン下北』の5街区とアクセス道路
下北沢駅前からすぐの『ミカン下北』は、人気飲食店や個性的な物販店などの商業店舗と、下北沢エリア最大級のワークプレイスが同居した「遊ぶと働くが混ざり合う」新しい施設です。
下北沢駅からすぐの場所に立地
『ミカン下北』の場所は下北沢駅前からすぐ。井の頭線なら中央口改札、小田急線なら東口改札を出て右手に歩くこと30秒で着きます。
「アクセス道路」開通で下北沢駅前の回遊性が飛躍的に向上
世田谷区が整備した「アクセス道路」は高架沿いにあずま通りを抜けて茶沢通りまで開通。下北沢駅前の回遊性が飛躍的に向上したほか防災機能の強化も果たしています。
下北沢の地理に詳しくなくても、アクセス道路を起点に南北に移動すれば分かりやすい！下北沢駅東エリアのアクセスは格段と楽になりました。
5つの街区
下北沢駅前から井の頭線の高架下に入ると…そこは『ミカン下北』の正面玄関 A街区です。
ミカン下北を構成するA・B・C・D・Eの5街区のうち高架下に位置するのはA街区、B街区、C街区。アクセス道路を挟んで向かいにはD街区とE街区が位置します。
A街区
ミカン下北の建築デザインは設計デザイン会社 DRAFTの山下泰樹さんが担当。5階建てＡ街区のデザインは鉄骨で全体を構成したスケルトン・インフィルに。進化を続ける“未完の建築”として無骨な存在感を放っています。
D街区
A街区の向かいには2階建てのD街区があります。
B・D・E街区の建築デザインはコンテナを積み上げたようにユニーク。下北沢で培われたあらゆる価値を未来へ運ぶ「器」をイメージしているそうです。
E街区
あずま通りと茶沢通りの間に位置する2階建てのE街区。
B街区
5階建てのB街区は2022年7月28日（木）に開業予定。ニューヨーク ブルックリン発のカフェ「ブルックリンロースティングカンパニー」、シェアオフィス「SYCL by KEIO」のスモールオフィス、192台収容可能な駐輪場「京王サイクルパーク下北沢2」がオープンします。
C街区
C街区は駐輪場「京王サイクルパーク下北沢」（駐輪台数370台）として2019年3月に開業済み。ここから下北沢駅まではアクセス道路を使って一直線となりました！
B街区にオープンする「京王サイクルパーク下北沢2」（駐輪台数192台）と合わせると、実に562台を収容する巨大駅前駐輪スポットとして利便性が向上します。
『ミカン下北』の個性豊かなテナント
『ミカン下北』では魅力的な全20テナントが登場。下北沢初出店となる「TSUTAYA BOOKSTORE」や古着・雑貨店の複合ショップ「東洋百貨店」の2号店など、下北沢をさらにアップデートさせる話題店ばかりです。
アジアを中心に異国情緒に富んだ個性的な飲食店にも注目ですよ！
A街区のテナント
地上5階のA街区には10店舗がオープン！一番の注目店舗はシェアラウンジを併設の「TSUTAYA BOOKSTORE」でしょうか。
TSUTAYA BOOKSTORE（本・雑貨・カフェラウンジ）
エリア最大級のコミック売場を擁する「TSUTAYA BOOKSTORE」が下北沢に初上陸！「シェアオフィス」の利便性と「ラウンジ」の居心地の良さを持ち合わせた時間貸しスペース「シェアラウンジ」を併設しています。
シェアラウンジではグループで利用できるテーブル席から1人用のデスクまでさまざまなスペースを用意。
さらに、フリー利用できるスナックカウンターやドリンクサーバーを設置。アルコールプランもあるので多種多様な使い方を楽しんで。
利用料金は通常プランで60分1100円（延長550円/30分）、1日利用3300円。アルコールプランは60分1540円（延長770円/30分）です。
なお、購入前の本を3冊まで持ち込み可能。電源や高速Wi-Fi、各種アメニティ完備です。
・営業時間 9:00～22:00
>【関連記事】「TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢」がミカン下北にオープン！シェアラウンジ併設、エリア最大級のコミック売場
東洋百貨店 別館（古着・雑貨）
下北沢生まれの古着雑貨店・東洋百貨店の2号店「東洋百貨店 別館」は商業施設初出店。個性豊かな古着店や雑貨店がフロア内に集合しています。
・営業時間 11:00～21:00
PIZZERIA 8（イタリアン）
“男の武骨なイタリアン”がコンセプトのイタリアンダイニング「PIZZERIA 8」。本格窯焼きナポリピッツァや自家製生パスタをはじめとしたこだわりメニューが楽しめます。
・営業時間 11:00～24:00
「PIZZERIA8（ピッツェリアエイト）下北沢」の詳細はコチラ▼
>【関連記事】ミカン下北でピザなら「ピッツェリアエイト下北沢」一択！本格石窯ピッツァと自家製生パスタが楽しめる
THE STANDARD BAKERS
「THE STANDARD BAKERS」は栃木県宇都宮市に本店を構えるクラフトベーカリー。超ワイドなショーケースに並べられた絶品パンは約50種類！旬の食材と素材にこだわったパンをテイクアウト＆イートインできます。
・営業時間 8:00～21:00（パンがなくなり次第終了）
※当面の間10:00～20:00で営業予定
「THE STANDARD BAKERS 下北沢店」の詳細はコチラ▼
>【関連記事】ミカン下北の顔「THE STANDARD BAKERS 下北沢店」 超人気ベーカリーの絶品ミカンパンを堪能
大衆ビストロハルタ（大衆ビストロ）
普段使いができるフレンチビストロ「大衆ビストロハルタ」は商業施設初出店。ボリューム満点でコスパ最高のビストロ料理が楽しめます。
・営業時間 11:00～23:00
ダパイダン105（焼小籠包・台湾屋台料理）
台湾屋台料理「ダパイダン105」では一級点心師がオリジナル焼小籠包を手作りしているそう！
・営業時間 11:00～22:00
韓国食堂&韓甘味 ハヌリ（韓国料理）
韓国政府公認の韓国料理店「ハヌリ」は商業施設初出店です。
・営業時間 11:00～23:00
下北六角
三軒茶屋マルコグループが下北沢でオープンする居酒屋「下北六角」は下北沢駅改札口から一番近い場所にオープン！『ジャパンクラフト』がコンセプト。
・営業時間
12:00～14:30（ラストオーダー14:00）
17:00～24:00（ラストオーダー23:00）
チョップスティックス（生麺フォー・ベトナム料理）
日本初生麺フォーと、ベトナムで習得した自家製パンのバインミーが名物のベトナム食堂「チョップスティックス」。高円寺本店と吉祥寺店にも展開する人気店！商業施設は初出店です。
・営業時間 11:30～22:00
>【関連記事】ベトナム料理専門店「チョップスティックス 下北沢店」がミカン下北にオープン！絶品の日本初生麺フォーはもう食べた？
タイ屋台料理 999（カオカオカオ）
屋台ブームの火付け役というタイ屋台料理「999（カオカオカオ）」では、内装や味わいにこだわり店舗をタイ色に染め上げます！
・営業時間 11:00～23:30
ザ・トリフターズ（鶏肉食堂）
鶏肉食堂「ザ・トリフターズ」も商業施設初出店。宮崎県都城市から新鮮な霧島鶏を空輸し、定番メニューから変わり種まで素材を生かした鶏料理を取り揃えです！
・営業時間
平 日 11:30〜15:00/17:00〜28:00
土日祝 11:30〜28:00
B街区のテナント
7月28日（木）にオープンする地上5階のB街区にはカフェレストランと駐輪場、シェアオフィス（後述）が入ります。
BROOKLYN ROASTING COMPANY 下北沢店（カフェレストラン）
B街区1階では7月28日（木）、ブルックリン生まれのコーヒー店「BROOKLYN ROASTING COMPANY（ブルックリン ロースティング カンパニー）下北沢店」がオープンします！
多くのニューヨーカーに支持される人気店が、国内外初のカフェレストラン業態として下北沢に登場です。
>【関連記事】ミカン下北に「ブルックリンロースティングカンパニー 下北沢店」がオープン！NY発人気コーヒー店、初のカフェレストラン展開▼
京王サイクルパーク下北沢第2（駐輪場）
B街区の2階では7月21日（木）、192台の駐輪スペースを備えた駐輪場「京王サイクルパーク下北沢第2」がオープン！
茶沢通りを挟んで隣接するＣ街区の駐輪場「京王サイクルパーク下北沢」と合わせて562台の駐輪スペースを24時間供給します。
D街区のテナント
地上2階のD街区には4店舗がオープンしています。
下北ミートスポット（ダイニング・カフェ・ホットドッグ）
個性豊かな肉系3店が集まる「下北ミートスポット」。肉メインのダイニングルーム「Esszimmer」 、スタンディングでインビスが楽しめる「KUON」 、迫力のホッ トドッグ「FUJI DOG」が集結です。
・営業時間
Esszimmer 11:00～23:00
KUON 11:00～23:00
FUJI DOG 11:00～20:00（売り切れ次第終了）
Island Burgers（グルメバーガー）
肉の旨みにこだわったグルメバーガー「Island Burgers」は商業施設初出店！
・営業時間 11:00～22:00（売り切れ次第終了）
下北沢ワインショップ／Bar Fairground（ワインショップ・バー）
下北沢で30年以上続くバー「Bar FAIRGROUND」がワインショップを兼ねてミカン下北に移転オープンです！
・営業時間 12:00～23:30
>下北沢ワインショップ／Bar Fairground 公式HP
ラーメン専門店 楽観 下北沢店
絶品醤油ラーメン「特製琥珀」が人気のラーメン専門店「楽観」も商業施設初出店！スープが主役のこだわりの一杯をぜひ味わって。
・営業時間
11:00～15:00
18:00～23:00（材料がなくなり次第終了）
黄金スープにレンゲ止まらず！「楽観 下北沢店」の実食レポはこちら▼
E街区のテナント
2階建てのE街区には4店舗がオープンです。
Zoff ミカン下北店（メガネ・サングラス）
下北沢発祥のメガネブランド「Zoff ミカン下北店」がミカン下北にオープン。実験をテーマにした店舗内では、ブランド初のセルフ測定器を導入しています。
・営業時間 11:00～21:00
>【関連記事】「Zoff ミカン下北店」オープン！“実験”をテーマにブランド初のセルフ測定器を導入
「Zoff ミカン下北店」の詳細はコチラ▼
図書館カウンター下北沢（図書館窓口サービス）
世田谷区の図書館が所蔵する約200万冊から本を予約、貸出・返却できる「図書館カウンター下北沢」は、“本のない図書館”として好評の二子玉川・三軒茶屋に続く3施設目となります。
・営業時間 9:00～21:00
「図書館カウンター下北沢」の詳細はコチラ▼
>【関連記事】ミカン下北に『図書館カウンター下北沢』誕生！本のない図書館で200万冊の蔵書にアクセス、21時まで受取り可能
IT by ALBUM（美容室）
NYのカフェをイメージしたお洒落な空間の美容院「IT by ALBUM」は公式Instagramのフォロワー数が47万人を超える人気店です。
・営業時間 10:00～23:00
砂箱 by Konel
7月28日（木）にオープンするクリエイティブスタジオ「砂箱 by Konel（コネル）」は、新たな表現の発信地として幅広い表現開発を追求する空間です。
実験的なライブ、パフォーマンス、トーク、作品などさまざまな〈未知〉を体験できるクリエイティブ空間となる模様。
「SYCL by KEIO」はエリア最大級のワークプレイス
『ミカン下北』のA街区とB街区には下北沢エリア最大級のワークプレイス「SYCL by KEIO（サイクル by KEIO）」が登場！下北沢駅に至近のビジネス拠点としても要チェックです。
A街区の4〜5階にはコワーキングスペース81席、シェアオフィスを21室設置。B街区の3〜5階には、2022年8月1日（月）に10〜30坪程度のスモールオフィス全7室がオープンします。
SYCL by KEIO A街区の施設
SYCL by KEIO B街区の施設
B街区のスモールオフィスは全室家具付きのセットアップオフィスです。B街区の入居者はＡ街区コワーキングスペースの会議室が利用可能とのこと。
SYCL by KEIOでは個人の自由な働き方をバックアップするほか、スタートアップ企業やベンチャー企業の誘致も進めるとのこと。
会議室、集中スペース、ラウンジ、テラススペースなどを備え、自分に合った働き方が選べる環境を創出。入居者同士の連携など様々な仕掛け・取り組みも用意しています。
>「SYCL by KEIO」の詳細・事前内覧会の予約はこちら
『ミカン下北』の夜は外国の繁華街のよう
夜の『ミカン下北』は昼とはまた違う表情を見せます。
多くの飲食店は仲間や恋人との時間を楽しむ人々で賑わいます。
ミカン下北の外観は極彩色のネオンが輝き、まるで外国の繁華街のよう。
夜風が気持ち良い季節には、ミカン下北の大階段でビールでも飲みたいですね。
【関連記事】オオゼキ下北沢店でも買える！外飲みにぴったりな下北沢カオスビールの実飲レポ▼
『ミカン下北』の19店舗を動画でご紹介
オープン初日の「ミカン下北」の夜を動画にまとめています。
ザクザクっとではありますがB街区を除く19店舗を網羅していますので、ミカン下北のイメージが拡がればと思います。
ミカン下北の夜の動画（BGM付き）▼
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グランドオープン企画！「働く下北Tシャツ」無料配布
いよいよ7月28日（木）にグランドオープンを迎える「ミカン下北」では、下北沢の新しいワークプレイスの誕生を記念して、8月1日（月）～8月5日（金）の期間中、下北沢で働きたくなる実験イベント「I am working in Shimokitazawa」が開催されます！
ミカン下北の駅側正面特設スペースでは、5日間限定で「働く下北Ｔシャツ」を無料配布。下北沢に働きに来た人を対象に、自身の名刺と交換でイベント共通Ｔシャツをゲット！
「働く下北Ｔシャツ」着用者限定でＤＪやついいちろうも出演のシークレットライブを開催。ミカン下北のグランドオープオンを熱く盛り上げます！
>【関連記事】ミカン下北で「働く下北Tシャツ」を無料配布！Tシャツ着用特典で限定シークレットライブも
『ミカン下北』開業記念！下北沢駅“モノクロ”実験
3月14日〜4月17日には「ミカン下北」の第1期開業を記念して、井の頭線・下北沢駅と井の頭線車両が“モノクロ”となる特別装飾を実施しました。
未完地帯・下北沢で繰り広げられる実験（挑戦）をキーワードに、電車ラッピング、中吊りポスター、ホームドア、下北沢駅の駅名表示看板、改札、駅事務室まで、下北沢駅のあらゆる場所がミカン下北のブランドカラー「モノクロ」に染まりました。
>【関連記事】モノクロの下北沢駅…京王「ミカン下北」プロモーションで下北沢駅と井の頭線を特別装飾、モノクロK-SHOPも登場
『ミカン下北』と連動するWEBメディアも公開
京王電鉄とクリエイター集団・コネルは、3月11日（金）に「ミカン下北」とも連動したWEBメディア「東京都実験区下北沢」を公開。初配信では「ミカン下北特集」として出店テナントのインタビュー記事を掲載しています。
《実験》を切り口に展開する下北沢の最前線プレイヤーインタビューは見応え充分です。
>【関連記事】下北沢の新WEBメディア『東京都実験区下北沢』公開 挑戦をテーマに初配信は「ミカン下北」特集
>【現地レポ】下北沢駅0分の新複合施設「テフ ラウンジ」オープン！地上5階にビオラル、ミニシアター、シェアオフィスなど
>【レポ】下北沢に「Belleville Brûlerie TOKYO」オープン！パリのスペシャルティコーヒーが日本初上陸
『ミカン下北』｜施設概要
| 施設名称 | ミカン下北 |
| 開業日 | 2022年3月30日（水） B街区は2022年7月28日（木） C街区は2019年3月開業 |
| アクセス | 京王井の頭線・小田急線 下北沢駅すぐ |
| 敷地面積 | A街区：約1200㎡ B街区：約560㎡ C街区：約180㎡ D街区：約180㎡ E街区：約300㎡ |
| 延床面積 | A街区：約2800㎡ B街区：約1200㎡ C街区：約580㎡ D街区：約250㎡ E街区：約480㎡ |
| 階数 | A街区：地上5階 B街区：地上5階 C街区：地上2階 D街区：地上2階 E街区：地上2階 |
| 運営 | 京王電鉄株式会社 |
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