下北沢駅南西口0分の場所に2022年1月20日(木)、複合施設「(tefu) lounge 」(テフラウンジ)がオープンしました!施設やテナントの詳細、(tefu) loungeを核とする新エリア「NANSEI PLUS」(ナンセイプラス)の飲食店や駅周辺の回遊性など、実際に行ってきましたので現地レポします!
下北沢駅前の新エリア「ナンセイプラス」に複合施設「(tefu) lounge」オープン!
大規模再開発も大詰めに迫る下北沢に2022年1月20日(木)、複合施設「(tefu) lounge 」(テフラウンジ)が下北沢駅南西口0分の場所にオープン!駅商業施設シモキタエキウエとは2階部分がデッキで直結、下北線路街全体の回遊性が一気に高まりました。
(tefu) lounge(テフラウンジ)2階部分の外観。「(tefu)」のロゴがゲートにあしらわれています。
シモキタエキウエ(左)と2階デッキで直結するテフラウンジ(右奥)。
小田急線跡地の東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅の区間に誕生した再開発ゾーン「下北線路街」は全13エリアで、そのうち12エリアはすでに開業済み。開発エリア08は新エリア「NANSEI PLUS(ナンセイプラス)」として開業し、「(tefu) lounge 」(テフラウンジ)はNANSEI PLUSのメイン施設としてオープンしています。
下北沢駅南西口の目の前に広がるNANSEI PLUS。左側の5階建ての施設が「(tefu) louぬnge 」(テフラウンジ)。
NANSEI PLUSはA〜Fの6区画で構成され、今回はA、B、C、Dの4区画がオープン。世田谷代田方面「BONUS TRACK」への全面開通に向けてE、Fの残り2区画を開発中で、2022年春に全体が開業予定です。
空間や時間をシェアする「まちのラウンジ」
駅前の新しいあり方を提案する「(tefu) lounge」は、カフェ・ラウンジ、ミニシアター、グローサリー、コーヒーショップ、シェアオフィス、レンタルスペースを複合した施設。下北沢で暮らす人や働く人、遊ぶ人たちが空間や時間をシェアしながら豊かな時間を過ごせる「まちのラウンジ」をコンセプトとしています。
「(tefu) lounge」(テフラウンジ)が起点の2階デッキは「空中の路地」をイメージ。1階の駅前広場はゆったりと広く下北沢の新たな憩いの場になりそう。
BONUS TRACK方面へと伸びる2階デッキには緑やベンチが設置され、天気の良い日はのんびり休憩することも。
東口エリアへ抜けるシモキタエキウエと直結しているので下北沢駅周辺の回遊性が飛躍的に向上しますね。
2階デッキは、地上通路と並行する形で整備されています。
BONUS TRACK方面の階段横には新たに駐輪場を設備。2時間まで無料で上段は8時間ごと、そのほかは3時間毎に110円の料金が発生。精算は現金、交通系電子マネーが使えます。
また、「(tefu) lounge」(テフラウンジ)の館内は木の温かみを随所に取り入れた内装に。下北沢の街に馴染む親しみある空間を演出しています。
話題豊富なテナントと利便性の高いオフィススペース
5階建ての複合施設「(tefu) lounge」(テフラウンジ)には、1階〜3階にカフェ&ラウンジ、商業施設がオープン。3階〜5階にシェアオフィス、オフィス兼レンタルスペースがオープンしています。
カフェ・ラウンジ「(tefu) lounge by KITASANDO COFFEE」
「(tefu) lounge」(テフラウンジ)の中核施設となる「(tefu) lounge by KITASANDO COFFEE」は2-3階にオープン。ソファ、デスク、シェアテーブル、ブースなど、気分や用途に合わせた多様なスペースを自由に利用可能です。
「(tefu) lounge by KITASANDO COFFEE」はカフェ20席、ラウンジ約100席を擁するカフェ&ラウンジで、営業時間は9:00〜21:00。カフェメニューはスペシャルティコーヒー432円〜、選べるカフェラテ540円〜、ホットサンドやスイーツ各種、その他スナックなども用意。
ラウンジの利用料金は1時間750円から(1日利用は2,500円を予定)で、ラウンジ利用時間中は自家焙煎のスペシャルティコーヒーを含むドリンクが飲み放題になります。
運営は、完全キャッシュレスカフェ「KITASANDO COFFEE」「TAILORED CAFE」を展開するカンカク。専用モバイルアプリ「COFFEE App」ではスペース予約から事前注文、決済までをワンストップで利用可能とのことです。
ミニシアター「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」
「(tefu) lounge」(テフラウンジ)の2階には、映画ファン注目のミニシアター「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」がオープンしました!運営は映画やアートなどを企画プロデュースするIncline(インクライン)です。
K2では継続支援型プラットフォーム「BASIC」にて月額参加型のコミュニティを展開。上映作品の関連作品などをオンライン配信により、オンラインとオフラインの共存という新しい映画館の形を模索していきます。
「K2」のこけら落とし上映作品は第71回ベルリン国際映画祭にて審査員グランプリを受賞した濱口竜介監督作品『偶然と想像』。その後も魅力的な作品を精力的に上映予定です。
窓口営業時間は朝の開場時間〜21:00、座席数は1スクリーン71席。利用料金は一般1800円〜。その他詳細は公式HPをチェックです。
>【関連記事】ミニシアター『K2』、下北沢駅前に1月オープン!複合施設「(tefu) lounge」に71席の映画LOVEな空間
ナチュラルスーパーマーケット「ビオラル下北沢駅前店」
「(tefu) lounge」(テフラウンジ)の1階には、ライフがプロデュースするナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」の首都圏2号店となる「ビオラル下北沢駅前店」が2月26日(土)にオープン。
ビオラル下北沢駅前店は「(tefu) lounge」(テフラウンジ)の東側にオープン予定。駅至近の店舗なので買い物にも便利ですね。
ビオラル下北沢駅前店では、オーガニック・ローカル・ヘルシー・サスティナビリティをコンセプトとした商品を豊富にラインナップ予定です。
営業時間は10:00~22:00。ちなみに首都圏1号店の「ビオラル丸井吉祥寺店」は2020年12月にオープンしています。
>【関連記事】下北沢に「ビオラル下北沢駅前店」オープン!新複合施設(tefu)loungeにビオラルの首都圏2号店が登場
パリ発のコーヒースタンド「Belleville Brûlerie TOKYO」
同じく「(tefu) lounge」(テフラウンジ)の1階に1月27日(木)にオープンするのは、フランス発のコーヒースタンド「Belleville Brûlerie TOKYO(ベルヴィル ブリュルリー トウキョウ)」。ベルヴィルはパリのスペシャルティーコーヒーの先駆者的存在で、下北沢には日本第1号店としてグランドオープンです。
パリで絶大な支持を得るスペシャリティコーヒーを日常的に楽しめるよう、お手頃価格で親しみやすい店鋪を目指します。
コーヒー豆の販売のほか出来立てコーヒーを味わうことも可能。メニューはコーヒー豆(ブレンド)250g 1950円〜、お試しコーヒー豆 50g 450円〜、淹れたてコーヒー 390円〜など。営業時間は10:00~20:00です。
プレオープンで伺いましたが、サイフォニストが目の前で淹れるスペシャルティコーヒーはとっても美味しかったです!
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多様なニーズに応えるシェアオフィス
3階と4階にはライフスタイルの変化に対応する新しい会員制シェアオフィスを展開。個人向けの専用ブースとスモールカンパニー向けの専用個室の2種類のワークプレイスを設置しています。
会員種別は3タイプに分かれ、2-3階のラウンジエリアが使い放題となる個人向けプラン「lounge」(月額40,000円)、2-3階のラウンジエリアに加え専用ブースとシェアキッチンテラスが利用可能な「booth」(1〜2人用・月額80000円〜)、2-3階のラウンジエリア・専用個室・シェアキッチンテラスが利用可能な「room」(1〜10人用・月額308000円〜)が用意されています。
4階からの眺望。青い空がいっぱいに広がっていました。
充実のオフィス環境
ウェブ会議用ブースや会議室も完備で、専用アプリから簡単に予約が可能。他にもwi-fi (ブース会員は有線LANあり)、プリンター 、スキャナー、シュレッダーなどオフィス機器も充実で、booth会員・room会員には置き配スペース 、郵便ポスト、来客・宅配通知、貸しロッカー(月額2200円)、貸しストレージ(月額5500円)なども貸与されます。
そのほか、2階には期間限定イベントやショップなど1日単位で利用できるレンタルスペース(約30㎡)も設置。利用料金は1日49500円、利用時間は9:00〜20:00とのこと。
新エリア「ナンセイプラス」には“食”がテーマの4店舗がオープン
「(tefu) lounge」を核とする下北沢駅南西口改札前の開発エリア「NANSEI PLUS(ナンセイプラス)」では、「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマとした魅力的な路面店4店舗が同時オープンしました。
すでに触れましたがNANSEI PLUSはA〜Fの6区画で構成、1月20日の開業時にはA、B、C、Dの4区画がオープンしました。6区画のテナントは下記の通り。
- A:「(tefu) lounge」
- B:「ボナボナペティ」/「TDM 1874 Brewery」
- C:「料理店 適温」
- D:「KITADE TACOS 下北沢店」
- E:園芸ショップ
- F:アートギャラリー
「BONA BONA PĒTIT(ボナボナペティ)」
洋食屋
大人から子どもまで、落ち着いた雰囲気で昔ながらの洋食を楽しめるお店。元・フランス三ツ星レストランのシェフソムリエが厳選したワインやペアリングも用意するそう!
●営業時間 11:30~22:00
「TDM 1874 下北沢」
リカーショップ&クラフトビアバー
横浜のクラフトビール醸造所「TDM 1874 Brewery」の下北沢店。数々の賞を受賞したオリジナルビールのほか、日本酒や日本ワイン等を揃えたリカーストアを併設する新しいスタイルのタップルーム兼ショップ。店内ではビールに合わせた食事を楽しめ、今話題のビール専用グラウラーでのテイクアウトも可能です。
「料理店 適温」
カフェ&レストラン
日常にやさしく溶け込む料理店。昼はカフェでライトに、夜はしっかりとしたお食事やお酒まで懐の広い集いの場を提案。併設されたギャラリーで開催されるアーティストとのポップアップや日曜マルシェ、こだわり物販も見どころです。
「KITADE TACOS 下北沢店」
タコス食堂
タコスの宇宙へようこそ!神田の北出食堂が手掛けるタコスに特化したTACOS食堂。北海道産トウモロコシ100%!自家製トルティーヤで巻く多種多彩な具材。無限に広がるタコスの美味しさを、自然派ワインやクラフトビールとご一緒にお試しください。
丸1日楽しめる「(tefu) lounge 」(テフラウンジ)へ行ってみよう
下北沢駅0分の「(tefu) lounge 」(テフラウンジ)は下北線路街の中でも多ジャンルな複合施設。美味しいコーヒーを飲んだら気になる映画を観て、ランチの後はコワーキングスペースで読書。夕暮れ時にオーガニックな食材を買って帰る…とっても素敵な一日を過ごせそう!
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(tefu) lounge(テフラウンジ)|施設概要
開業日 | 2022年1月20日(木) |
所在地 | 東京都世田谷区北沢2-21-22 小田急線下北沢駅南西口 シモキタエキウエ直結 |
MAP | |
構造 | 鉄骨造 規模 地上5階建 |
延床面積 | 約1460㎡ |
建築主 | 小田急電鉄株式会社 |
事業主体・運営 | UDS株式会社 |
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