下北沢に2021年9月16日(木)、街の隠し味のように楽しい都市型ホテル「MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA(マスタード™️ホテル 下北沢)」がオープンしました!
マスタードホテル 下北沢では30分500円から客室の時間貸しサービスもあり、とってもリーズナブルに贅沢な非日常空間を体験できます。
例えば仕事帰りにホテルの一室でレコードを聴く…そんな楽しみ方ができる「夜のマスタード™️ホテル 下北沢」で1時間のショートステイを体験してきました。
>【施設詳細はこちら】下北沢駅6分「マスタードホテル下北沢」9/16オープン!下北線路街に都市型ホテル
夜の7時、ひとりホテルでレコードをかける贅沢
下北沢駅からマスタードホテルへ
マスタード™️ホテル 下北沢のアクセスは下北沢駅から徒歩6分、東北沢駅からは徒歩1分とかなり好立地。下北沢駅からアクセスするなら井の頭線は中央改札、小田急線は東口改札から出て駅前広場を抜けていきます。
行き方は簡単。オオゼキを右に曲がってあずま通り商店街をまっすぐ、ハイセンスな個店街「リロード(reload)」を目指します。
リロードを横目に下北線路街をしばらく歩くと、9月10日にオープンしたばかりのエンタメカフェ「アドリフト(ADRIFT)」が。その先に夜のマスタード™️ホテル 下北沢が見えてきます。
大きなガラス張りの白い建物からはひときわ明るい灯りが。夜の7時、オープン初日のマスタード™️ホテル 下北沢は意外なほどに静かです。
フロントで簡単チェックイン
ホテルに入ると目の前に広がるフロントカウンター。白、黒、木目を基調としたロビーは洗練された印象。天井も高くゆったりとした空間です。
後ほど触れますが、左側には無料でレンタルできるレコードのラックもありますね!
マスタード™️ホテル 下北沢では、ホテルの客室を8:00から22:00まで最大14時間、30分500円で利用できる時間貸しサービス「マスタード™ ホテル デイタイム プラン」を導入しています。
2人まで入室可能(料金は2人分)。テレワークはもちろんプライベート空間として様々なスタイルで活用できます。
今回は1時間のデイタイムプラン(1000円)を利用することに。専用予約サイトから事前に申し込むのでチェックインはシンプル。フロントで住所・氏名・TELなどを記入、カードキーを受け取ったらいざ1階の客室へ。
夜の7:00にチェックイン。ジャジーな音楽が流れるほかはホテルは静寂なムードです。
白と木目の落ち着いた客室
黒いドアをを開けると、白をベースに木目をアクセントとしたシンプルで洗練された空間が広がります。
360度ホワイトで整理された空間に、ほどよい明るさの照明が柔らかな陰影を生み出していい心地。
客室も天井が高いのでコンパクトな部屋でもゆったりとした印象です。
時間貸しルームに全室設置のダブルベッドは、けっこう好きなちょい固めなマット。あとはデスクとチェア、ただそれだけ。どこまでもシンプルで静かな空間が、あっという間に非日常時間へと誘います。
そういえばここは下北沢…どこか遠い場所へ旅行をしにきた気分!心は半分旅人です。
今回の1時間ショートステイの一番の楽しみ。
全客室に備え付けのレコードプレーヤーは木目&シルバーのお洒落なデザイン。周囲に溶け込みながらも静かに主張するプレーヤーが部屋のアクセントとしてイイ仕事してます。
レコードプレーヤーの下には冷蔵庫とポットとカップ。
好きなドリンクを買い込んで冷やしておくこともできるし、もう閉まっていたけれど、ロビーの「SIDEWALK COFFEE ROASTERS」で美味しいコーヒーを買って部屋で飲むことも次回の楽しみ。
シャワー&トイレルームも真っ白。デイタイムプランでシャワーは使えませんが清潔感バッチリの隠れたお洒落空間に注目です。
300枚のレコードから3枚をジャケ選
ひととおり部屋をチェックしたら再びフロントへ。目的は…そう!レコードです。
フロントカウンター前には無料でレンタル可能な300枚のレコードが。この300枚のナンバーを監修したのは、下北沢の名店・スタジオ併設式レコードショップ「Jazzy Sport」です。
音楽レーベルも持つJazzy Sportの店主がセレクトするレコードを無料レンタルできるのはマスタード™️ホテルならでは!
●Jazzy Sport
「リアルミュージックとスポーツの融合」というコンセプトのもと東京、盛岡、京都に構えるレコードショップを拠点にレーベル兼プロダクションとして活動するクリエイティブ集団。
外出から帰ってきた老夫婦が、仲睦まじくレコードを選ぶ姿を拝見しましたが…お洒落でした!
ソウル、ジャズ、ヒップホップ、シティポップなど多彩なジャンルをセレクトしているので、音楽通はもちろんレコード初心者も楽しめるラインナップになっているとのこと。
それにしたって、レコードを選ぶなんて何年ぶり?そもそもレコードを選んだことなんて、数える程度しかないんだから。
足りないイメージを思いっきり増幅させて…片手でパタパタとレコードジャケットをめくっていく感じ?ジャケ選、とっても楽しいですね。
1回につき3枚までレンタル可能。聴きたいレコードが決まったらフロントの人に声をかけてみて。
プレーヤーでレコードを聴く、それだけで楽しい
今回のセレクト3枚はこちら。
2枚目までジャケ選しましたが、3枚目にマイケル・ジャクソン「BAD25」を引き当てました!
マイケル・ジャクソンのアルバムで最も売れた名盤「BAD」。その25周年を記念してリリースされた一枚とのこと。
それではさっそくプレーヤーでレコードを聴いてみましょう。
フロントでレコードを借りるときに使い方がプリントされた紙をもらえます。ちゃんと読めばレコードプレーヤーの操作が初めて、という人も簡単にレコードをかけることができます。
ざっくり説明すると、針をレコードの上まで移動すると回転が始まるので、あとは針を落とすだけ。針の上げ下げは小さなツマミレバーで操作します。
シルバーメッシュの部分はスピーカー、電源と音量は真ん中のツマミで操作します。Bluetooth接続ボタンとヘッドホンジャックが両側に。
プレーヤーでレコードをかけるシーンは、わかりやすい動画でどうぞ。
ジャケットを手にした時の大きさや重さ、レコードを出した時の厚さや硬さ。真ん中の穴に合わせてレコード盤に(溝に触らないように)置く時のドキドキ感。
友達のお兄さんの部屋にあったすごい数のレコードを、一枚ずつとても大事に聴いた記憶が…。
マスタード™️ホテル下北沢にまた行きたい理由
レコードを聴いている、というよりレコードプレーヤーを夢中で操作しているうちにタイムリミットが。
チェックアウトもスムーズで、カードキーとレンタルしたレコードをフロントで返すだけ。楽しい非日常体験もあっという間です。
ところで…フロントのある1階には一般利用もできる2つの飲食店舗があります。
ひとつは焼酎BAR「くらげ」。緊急事態宣言中は休業とのことですが、店主が国産にこだわって厳選した40種類の焼酎・泡盛などの蒸留酒が楽しめるそう。
もうひとつは中目黒や祐天寺にも展開する「SIDEWALK COFFEE ROASTERS(サイドウォークコーヒーロースターズ)」。
店内で焙煎したローストコーヒーや焼き立てパン、人気のベーグルなどが楽しめる…とのことですが、こちらは営業時間が過ぎていました。
堪能できなかった2つのお店。それがマスタード™️ホテル下北沢にまた行きたい理由、ではあるのですが…
一番の理由は「また、レコードを聴きたいから」かもしれません。
MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA(マスタードホテル下北沢)|施設概要
名称 | MUSTARD™️ HOTEL SHIMOKITAZAWA(マスタード™️ホテル下北沢) |
住所 | 〒155-0031 東京都世田谷区北沢 3-9-19 |
MAP | |
アクセス | 下北沢駅徒歩6分 東北沢駅徒歩2分 |
TEL | 03-6407-9077 |
オープン日 | 2021年9月16日(木) |
規模 | 地上2階建 |
延床面積 | 1,767.40㎡ |
営業時間 | チェックイン 14:00 / チェックアウト 10:00 ●SHIDEWALK COFFEE ROASTERS 9:00〜19:00 ※9月17日(金)より7:00〜19:00 ●焼酎BAR「くらげ」 15:00〜24:00 ※緊急事態宣言のため休業中 |
客室基本設備 | レコードプレイヤー、ケトル、冷蔵庫、ドライヤー、館内着、車椅子(貸出) ※客室の仕様により異なります。予約前にホテルへご確認ください。 |
HP | 公式サイト |
公式Instagram |