画像はブラタモリ番組公式サイトより引用
4月22日(土)放送の「ブラタモリ」の舞台は下北沢です!「下北沢~なぜ若者は“シモキタ”で夢を見る?~」をお題に、いつの時代も若者が憧れる街・下北沢の成り立ちを、タモリさんがあちこちめぐって解き明かします。番組に登場しそうなスポットもちょっとだけご紹介!
「なぜ若者は下北沢で夢を見るのか?」を探る
土曜日(不定期)19:30からNHK総合にて放送中の『ブラタモリ』ですが、2023年4月22日(土)の「ブラタモリ#232」は東京・下北沢を舞台にタモリさんがブラブラ街歩き。旅のお題「下北沢~なぜ若者は“シモキタ”で夢を見る?~」を探ります。

▲4月22日(土)の「ブラタモリ#232」は東京・下北沢(ブラタモリ番組公式サイトより引用)
下北沢の歴史に隠れたトリビアが続々
井の頭線中央口や小田急線東口からはミカン下北やシモキタエキウエにアクセスでき、小田急線南西口からはテフラウンジから始まるナンセイプラスへ直結するなど、あらゆる出入口が最新スポットへと繋がる下北沢駅。

▲下北沢駅前広場から見た小田急線東口、井の頭線中央口

▲下北沢駅南西口前に広がるナンセイプラス。左側の5階建ての施設が「テフラウンジ」
下北線路街の再開発ラッシュもファイナルを迎え、下北沢カレーフェスティバルなどの大規模イベントも再び開催されるように。話題のお店も続々とオープンするシモキタの勢いは加速の一途をたどっています。

▲下北沢駅東口前に登場したタモリさんと野口葵衣アナウンサー(ブラタモリ番組公式サイトより引用)
そんな下北沢がブラタモリに登場!番組では、街の原点という〈築60年のビル〉や、下北沢の複雑な地形を示す〈下北沢の六差路〉、ドラマ「silent」の聖地として話題になった世田谷代田の〈お屋敷〉で明治時代の特産品などが登場します。

▲世田谷代田駅の駅舎
現・山手線の外郭で開発計画があった“第2山手線”にまつわる、下北沢駅の〈井の頭線・小田急線が交差する秘密〉や、下北沢が江戸時代に〈灸(きゅう)で大人気のジジイ(現文ママ)の街〉だった可能性など、歴史に隠された数々のトリビアが登場予定です。
「下北沢の六差路」は南口商店街のあそこ?
各トピックスの詳細は不明ですが、「下北沢の六差路」といえば下北沢南口商店街を下ったところ、餃子の王将下北沢店を過ぎたマラサダ専門店「THE MALASADA TOKYO」前の六差路の可能性が高いです。

▲下北沢南口商店街を4分くらい歩いたところ。後ろが下北沢駅方面、写真右にマラサダトーキョー。右から手前から反時計回りに5本の道が見えます。撮影ポイントの背後にも道があるので計6本の道が交差している珍しいスポットです。

▲違う角度からも撮影。
「江戸時代に灸で人気」は森巌寺?
番組告知で「江戸時代は灸(きゅう)で大人気!実はジジイの街だった?」とあるスポットは、上記の六差路からさらに南へ行った場所(下北沢駅徒歩約8分)にあるお寺「森巌寺」の可能性が高いです。

▲森巌寺(写真はPhoto ACより)
「下北沢 江戸時代 灸」で検索すると圧倒的にヒットしたのはお寺・森巌寺。立派な山門には「粟島の灸森巌寺」と大きな木製看板が掲げられています。
お灸で住職の腰痛が全快!
森巌寺公式HPによると江戸時代後期の天保7年頃、腰痛に悩まされていた初代住職が、夢で見た神様〈淡島様〉のお告げに従って自分の足にお灸を施したところ腰痛が全快!これを機に森巌寺内に建てた〈淡島堂〉は、その後お灸スポットとして有名になったそう。「粟島の灸」と書かれた看板は当時の名残だそうです。
ブラタモリらしいお江戸トピック!タモリさんも下北沢の六差路から森巌寺まで歩いたのでしょうか。
ブラタモリに下北沢が初登場
ブラタモリで下北沢を取り上げるのは実は初めて。ブラタモリ公式サイトとウィキペディアによると、2008年放送開始からまだ一度も登場していません。

▲下北沢駅高架下のクールな商業施設・ミカン下北
「世界で最もクールな街」で7位に選ばれた下北沢。タモリさんがどんなふうにブラブラするのか今から楽しみです!詳細分かりましたら追記します。
ブラタモリ 放送概要
- NHK総合毎週土曜 午後7時30分
- NHK総合毎週木曜 午後11時50分(セレクション)
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