渋谷駅東口エリアの渋谷ヒカリエ裏で開発が進む大型複合ビルの名称が「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」に決定。開業は2024年度上半期です。渋谷アクシュの開業により同エリアの回遊性が向上。憩いの空間や商業施設の整備で新たな賑わいが生まれます。
ヒカリエ裏に「渋谷アクシュ」誕生へ
渋谷駅東口エリアで進行中の再開発プロジェクト「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」。渋谷ヒカリエに隣接するかたちで、地上23階・地下4階の大型複合ビル「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」の工事が進行中です。
▲開発中の渋谷アクシュ(東・青山側)
▲開発中の渋谷アクシュ(南・青山通り側)
▲渋谷アクシュの外観イメージ(南・青山通り側)
渋谷アクシュは2024年度上半期に開業予定。5階〜23階がオフィス、1〜4階が商業施設となる予定で、うち1・2階は飲食店舗を中心にとした構成に。3・4階では「ウェルネス」をテーマに、フィットネス施設や総合健診センターなどの健康サービスを展開予定です。
渋谷アクシュ周辺の回遊性が向上
坂の中腹にあり幹線道路にも囲まれているため、回遊性と賑わいを欠いていた本エリア。渋谷アクシュの開業により周辺のアクセス向上、新たな賑わいの創出が見込まれます。
アトリウム
1・2階をつなぐアトリウムでは、吹き抜け構造の縦導線を整備。天井に設置される垂直庭園をはじめ、植栽を充実させた緑空間が出現します。
▲アトリウムイメージ
広場
渋谷アクシュのヒカリエ側と青山側には広場を設置。坂の中腹に位置する立地を活かし、段差のベンチや階段で立体的な憩いの空間を整備。青山側広場ではパブリックアート作品も展示予定です。
▲青山側広場イメージ
▲渋谷ヒカリエ側広場イメージ
▲渋谷アクシュ周辺の歩行者ネットワークイメージ
渋谷二丁目アートプロジェクトを実施中
渋谷アクシュの工事仮囲い(西側)では、8人のアーティストが参加する〈野外展覧会〉として「渋谷二丁目アートプロジェクト」を開催。
▲2期に分けて4名ずつの作品を展示
ビル名称〈AXSH-アクシュ-握手〉をキーワードに、個性豊かな作品が展示されています。
渋谷アクシュ|施設概要
- 事業名称:渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業
- 施行者:渋谷二丁目17地区市街地再開発組合(構成員:塩野義製薬株式会社、南塚産業株式会 社、株式会社NANZUKA、東宝株式会社、太陽生命保険株式会社、東急株式会社)
- 施行地区:東京都渋谷区渋谷二丁目100番地
- 施行面積:約1.5ha
- 敷地面積:約3,460㎡
- 延床面積:約44,500㎡
- 階数:地上23階、地下4階
- 高さ:約120m
- 用途:事務所、店舗、駐車場など
- 設計者:渋谷二丁目17地区設計共同企業体(構成企業:株式会社東急設計コンサルタント・株式会社三菱地所設計・パシフィックコンサルタンツ株式会社)
- 施工者:株式会社竹中工務店
- 竣工:2024年5月末(予定)
- 開業:2024年度上期(予定)
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