Bunkamuraが長期休館へ館内施設の移転・閉店情報まとめ

渋谷の文化施設・Bunkamuraが大規模リニューアルのため2023年4月9日（日）の営業をもって長期休館となります。1月末に閉店した東急本店跡地の再開発計画に伴うものです。オーチャードホールのみ週末・休日メインに営業を継続しますが、他の施設は周辺施設へ機能を移して営業継続、または営業終了となります。Bunkamura各施設の4/10以降の運営についてまとめました。

Contents｜ジャンプする目次

オーチャードホールは営業継続
シアターコクーンは移転して公演継続
ザ・ミュージアムは移転して活動継続
ル・シネマは渋谷宮下に移転オープン
ドゥマゴパリはスタンドカフェとして移転
ギャラリーは渋谷ヒカリエに移転オープン
チケットセンターは渋谷ヒカリエへ機能移転
閉店（営業終了）する施設
ドゥマゴパリ祭を開催中
Bunkamuraの営業再開は2027年度を予定
Bunkamura｜施設概要

オーチャードホールは営業継続

世界有数のコンサート、オペラ、バレエ公演のための施設「オーチャードホール」は、Bunkamuraの休館中も日曜・祝日を中心に営業を継続します。

▲4/9を持って長期休館となるBunkamura

なお、NHK交響楽団オーチャード定期などの主催公演は、横浜みなとみらいホールなどの東急系施設の使用を含めて開催します。

>オーチャードホール公式サイト

シアターコクーンは移転して公演継続

演劇・舞台・コンサート・歌舞伎などを公演していた「シアターコクーン」。Bunkamura休館中の主催公演は東急歌舞伎町タワーにオープンする新劇場「THEATER MILANO-Za」など他劇場にて開催。

▲シアターコクーン劇場内（公式サイトより引用）

5月6日からは「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として、シアターコクーン主催の『舞台・エヴァンゲリオンビヨンド』が上演されます。

>シアターコクーン公式サイト

コクーンアクターズスタジオが開講へ

さらにシアターコクーンでは、若い演劇人を育成する養成所「コクーンアクターズスタジオ」を新設。松尾スズキさんを主任に迎え2024年4月から1年にわたり開講します。

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ついに募集要項公開！
4月1日(土)0時から応募受付開始！
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明日から #コクーンアクターズスタジオの第１期生を募集開始します✨
応募受付期間：4月1日(土)〜6月23日(金)
▽募集要項・応募フォームはこちらhttps://t.co/gHXA4QLRhi #シアターコクーン #松尾スズキ
— コクーンアクターズスタジオ (@cocoon_a_s) March 31, 2023

現在、第1期生を募集中です（6/23まで）。

>コクーンアクターズスタジオ募集要項

ザ・ミュージアムは移転して活動継続

絵画や写真をはじめ、多彩なテーマとジャンルでアートを紹介してきた「ザ・ミュージアム」。Bunkamura休館中は渋谷ヒカリエ9階「ヒカリエホール」を中心に展覧会を開催します。

▲ザ・ミュージアムのメイン会場となる渋谷ヒカリエ9階「ヒカリエホール」

なお、ザ・ミュージアムではInstagramやFacebookに続き、公式Twitterアカウントを開設。新着情報やお知らせなどを発信していきます。

>ザ・ミュージアム公式Twitter（@BunkamuraMuseum）

>ザ・ミュージアム公式Instagram（@bunkamura_the_museum）

>ザ・ミュージアム公式Facebook

ル・シネマは渋谷宮下に移転オープン

30年以上にわたり独自のキュレーションで映画作品を発信してきた「ル・シネマ」。Bunkamura休館中は、昨年12月に営業終了した渋谷東映プラザ内「渋谷TOEI」跡地に移転。「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」として2023年6月16日（金）にオープン予定です。

▲Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下がオープンする渋谷東映プラザ

▲旧渋谷TOEIのチケットカウンターに掲出されたBunkamura ル・シネマ渋谷宮下のオープン告知ポスター

▲公開予定の映画作品とBunkamuraル・シネマ渋谷宮下の新ロゴデザイン（公式サイトより引用）

Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下のこけら落としでは、“生きる伝説”マギー・チャン日本初の本格的回顧上映『マギー・チャンレトロスペクティブ』と、17年ぶりにル・シネマのスクリーンによみがえる映画版『RENT／レント』(05)の貴重な上映を含むミュージカル映画特集『ミュージカルが好きだから』の2企画が決定しています。

各作品の詳細はル・シネマ公式サイトでチェックできます。