下北沢駅の小田急線南西口方面、下北線路街の複合エリア・ナンセイプラスと商業施設・ボーナストラックを繋ぐ緑の広場「区立シモキタ雨庭広場」が完成!2022年7月23日(土)正午から開放され利用開始となります。
下北沢駅徒歩3分の場所に芝生のオアシス「シモキタ雨庭広場」がオープン
下北沢駅の小田急線南西口・テフラウンジから始まる下北線路街の複合エリア「ナンセイプラス」を歩くと、商業施設「ボーナストラック」との間の坂道に長くのびる緑の広場が現れます。
▲下北沢駅南西口のテフラウンジからナンセイプラスを望む
▲ナンセイプラスとボーナストラックの間に広がる「区立シモキタ雨庭広場」
こちらは「区立シモキタ雨庭広場」という広場で世田谷区が整備を進めていたエリア。鎌倉通り沿いの面積約1300平方メートル、長さ約80メートルのスペースに芝生や植栽、歩道、階段、遊具、ベンチなどを整備。ナンセイプラスとボーナストラックを繋ぐ傾斜を活用した景観が印象的な緑のオアシスです。
ナンセイプラスと並行して整備が進められていましたが、このほど「区立シモキタ雨庭広場」はほぼ完成を迎え、7月23日(土)正午から一般に開放される予定です。
子どもから大人までのんびり過ごせそうな芝生や遊具
「区立シモキタ雨庭広場」でまず印象的なのは広く整備された芝生スペースです。下北沢駅から徒歩3分の場所に約150平方メートルもの芝生ゾーンが広がり、坂上から眺めるだけでもワクワクしてきます!
ナンセイプラスからボーナストラックを望むと、まるで小さな牧場の先にボーナストラックが建っているよう!
反対にボーナストラックからナンセイプラスを望むと…下北沢駅方面のテフラウンジはまるで都会の森の中に!
▲黄色と緑の築山はふわふわ素材でしょうか。手前のキノコのようなオブジェは幼児用遊具
ふさふさの芝生エリアには築山や幼児用遊具も設置されているので、小さな子どもが思いっきり遊ぶのにも適していますね。ただし、日差しを避ける設備はなさそうなので猛暑日にはご注意を。
雨水を一時的に溜める“雨庭”を整備
ナンセイプラス側はスロープや階段、舗装されたミニロータリーで立体的なゾーンに。
「シモキタ雨庭広場」の中心あたりには、広場の名称通り「雨庭」が設置されています。
▲広場中央に整備された雨庭(レインガーデン)
雨庭(レインガーデン)とは、雨水を一時的に溜めておき、じっくりと地下へ浸透させる植栽スペースのこと。水質浄化やヒートアイランド対策としても有効なのだとか。
蛇行する舗装通路はゆったりしていて歩くのが楽しそう!これまでは車道そばを歩くためやや危険でしたが、車道側にはフェンスも付いて、ボーナストラックへの通行も安全になりますね。
▲ナンセイプラスの緑の広場「ののはら」
シモキタ雨庭広場の隣、世田谷区と小田急電鉄が共同整備を進める緑の広場「ののはら」ももうすぐオープン予定。ナンセイプラスとボーナストラックを繋ぐエリアはこの夏、下北沢駅から最も近い緑のオアシスとして訪れる人を癒してくれそうです。
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区立シモキタ雨庭広場|施設概要
利用開始日 | 2022年7月23日(土)正午〜(予定) |
住所 | 世田谷区代沢5-34-11 |
面積 | 1321.29平方メートル |
TEL | 03-6432-7910 世田谷区役所 みどり33推進担当部 公園緑地課建設担当 |