JR渋谷駅3階の「中央改札」が2021年10月9日(土)の終電後に閉鎖され、10月10日(日)の始発から中央東改札に移設・統合されます。
新しい『中央改札』には新たな自動改札入口が設置拡張され、井の頭線と銀座線からJR線への利用を一極集中で担うことに。今回の中央改札の移設にともなう通路の混雑状況はどうなるのでしょう。
中央改札を「中央東改札」へ移設統合
JR渋谷駅では10月10日(日)から「中央改札」を東に移動し、渋谷スクランブルスクエア前の「中央東改札」の位置に移設します。
これにより、渋谷マークシティ方面から「しぶにしデッキ」を通ってJR線を利用するには、いったん銀座線乗り換え通路を通ることになります。
写真右の中央改札は閉鎖、JR利用客を含め人の流れは写真左側の銀座線乗り換え通路へ集中します。
人の流れが集中する見込みの銀座線乗り換え通路。JR線を利用するにはここを通ることに。
JR東日本では、銀座線乗り換え通路の混雑化を予想。井の頭線(マークシティ方面)からJR線の乗換えに迂回ルートの利用を勧めています。
迂回ルートは「ハチ公口改札」及び「南改札」を利用する地上ルートとなります。
新・中央改札に新たな自動改札が登場
渋谷スクランブルスクエア入口横の現・中央東改札は名称が『中央改札』に変更となります。
改札口の設備などはそのまま引き継がれます。
そして新・中央改札には、銀座線乗り換え通路側に新たに自動改札入口を設置します。
渋谷駅の新・中央改札の自動改札入口は、既存の渋谷スクランブルスクエア側と銀座線乗り換え通路側の2方面体制となります。
場所は旧・中央改札前から銀座線乗り換え通路を通った銀座線改札手前の右側のスペース。
既存の自動改札と新設の自動改札が一体化する構造なのかは不明ですが、新・中央改札は「L字型」に拡張し、井の頭線、銀座線からJR線への利用を一極集中で担うことになりそうです。
移設は10月10日(日)からですが、翌11日(月)の週明けからは本格的な混雑が予想されます。人の流れがどうなるか未確定な部分もあるので、ご利用の際は少し早めに出発した方が良いかもしれません。
それでは今回はこのへんで。ご覧いただきありがとうございました!
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