渋谷ヒカリエ「ヒカリエデッキ」で2021年10月15日(金)、渋谷ヒカリエの外壁に巨大アートを展示する『ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト』の第1弾作品が公開されました!
国内外で活躍するアーティスト・大野智史さんによる大壁画「樹海でレイヴ」には、とんでもハッピーな秘密が隠されていました。
ヒカリエデッキに巨大壁画出現
「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」はヒカリエデッキ4階の中間地点にて、渋谷ヒカリエの巨大な外壁を使用して様々なアーティストの作品を公開するプロジェクト。
第1弾は国内外で活躍するアーティスト・大野智史さんによる新作を、高さ約6m×横約12mの壮大なスケールで大公開です!

「樹海でレイヴ」と名付けらえた大壁画には、無数のキノコに囲まれた2つの巨大なスピーカーがグラフィティ風に描かれています。(原画は油彩画とのこと)

渋谷ヒカリエの壁を存分に使った大きさは圧巻!
カラフルな色彩とポップなタッチで眺めていると楽しくなってきます。

描かれている要素はキノコとスピーカーだけ…なのに通り過ぎる数秒で視界に入り込んでくる圧倒的お祭り感!
なるほど…「キノコ」をレイブ会場の観客に見立てているのね!(と、解釈)

そう思って改めて眺めると…見えてきましたレイブ会場!
スピーカーの前で重低音ビートにノリノリのキノコもいれば、少し離れてまったりと揺れるキノコも。
どのキノコパリピも自由に音楽に身をまかせて楽しそう!なんてハッピーな世界観なんでしょう!
360°view|360°で楽しめます↓
渋谷に現れた深い森でレイブ
本作品は「渋谷に現れた樹海の深い森でのレイヴの景色」をイメージしているそう。「スピーカーから流れる重低音や、通る人それぞれの音楽を想像しながら大きな壁画を楽しんでいただければ」と、作品を手がけた大野智史さん。

「ヒカリエデッキの壁画が渋谷の新しいアートスポットとなり、壁画がグラフィティとはまた異なるスタイルで社会に開かれていけば」とも語ります。
大野智史(おおの・さとし)さん|プロフィール
1980年岐阜県生まれ。2004年東京造形大学卒業。
主な個展に「Prism Violet」(ホノルル現代美術館・2007年)、グループ展に「『アート・スコープ2012-2014』─旅の後もしくは痕」(原美術館・東京・2014年)、「リアル・ジャパネスク 世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館・2012年)など。作品はビクトリア国立美術館、原美術館、トヨタアートコレクション、国立国際美術館に所蔵。
賑わいを増すヒカリエデッキ
ヒカリエデッキは渋谷ヒカリエの北側、東京メトロ銀座線線路の上部に位置する全長約190mの歩行者デッキ。「生活文化の情報発信・活動拠点」「まちに開かれた憩いの場」として2021年7月15日にオープンしました。



また10月1日には新たなコミュニケーション拠点として、4階アーバン・コアに面した店舗区画に渋谷のコミュニティーFM「渋谷のラジオ」初となるサテライトスタジオ「ヒカリエデッキ ラジ公スタジオ」がオープンしています。

「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」では、今後も個性豊かなアーティストによるアート展開を実施予定とのこと。渋谷駅直結のパブリックスペースに誕生した新しいアートスペースに注目です!
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「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」第1弾|概要
作品名 | 「樹海でレイヴ」 |
公開期間 | 2021年10月15日(金)~2022年2月末まで(予定) |
公開場所 | 渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ4階 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-20−12 |
MAP |
少し寂しかったヒカリエデッキの中央部分がグッと華やかになった印象!
大壁画はかなり迫力あると思いますので、お散歩がてらに観に行ってみては?