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渋谷・東急本店跡地で進行中の「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」が3月11日(火)に着工。2029年度の竣工に向けて本格始動しました。
地上34階の大型複合施設が登場
東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店が渋谷・東急本店跡地で推進する渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト。プロジェクトのデザイン監修はノルウェーの世界的設計事務所スノヘッタが担当しています。

東急本店跡地には地上34階・地下4階の大型複合施設を開発予定。Bunkamuraは大規模改修を経てリニューアル予定です。なお、Bunkamuraはオーチャードホールを除き2027年度(期間未定)まで休業中。オーチャードホールは日・祝を中心に営業を継続しています。
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松濤エリアで最大級のビルに?
ちなみに、2023年8月にすぐ近くで開業した道玄坂通は地上27階建。渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトは地上34階建なので、パークコート渋谷 ザ・タワー(39階建)に準じる松濤エリア最大級のビルとなる見込み。上記のイメージ図だとかなり巨大な印象ですが、手前のSHIBUYA109は8階建なので比率としてはだいたい合っています。
施設名称は改めて決まるかも?
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトは開発計画名で、そのまま施設名になるかは微妙なところ。開発が進む中でビルや施設の固有名称が決まってくるのかもしれません。
フロア構成|7階にBunkamuraザ・ミュージアムも
気になる渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの施設構成をみていきましょう。
地下4〜2階は駐車場、地下1階〜地上6階は商業フロアに。7階にはBunkamuraザ・ミュージアムの拡大移転が発表されました。

地上8〜17階は日本初進出となるホテルブランド「ザ・ハウス・コレクティブ」が登場。18〜33階は居住フロアになる予定です。
俯瞰図によると、渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトとBunkamuraがピッタリと隣接することがわかります。
スナゴケで工事囲い緑化を推進
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトでは環境に配慮した開発を進めています。

2024年12月から建設現場の仮囲いに「スナゴケ」を使用した壁面緑化を実施中です。週1回の潅水で維持可能で、2025年2月からは「苔に触れる体験コーナー」も設置。今後は、工事囲い緑化の環境への効果も調査予定です。
以上、いまいちわかりにくかった渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトを、なるべくわかりやすくまとめてみました。
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
Googleマップ
参考リンク:ニュースリリース
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