京王井の頭線・渋谷駅の中央改札外にて2023年3月18日(土)より、無人ベビーカーレンタル「ベビカル」、設置型ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」、ベビー紙おむつ自販機を一体に設置した「パパママサポートゾーン」が開設しました。早速行ってきましたので現地レポ。各サービスの詳細もご紹介します。
井の頭線渋谷駅に「パパママサポートゾーン」がオープン
京王電鉄では、子連れのお客さんが安心して駅、鉄道を利用できるサービスの一環として、井の頭線・渋谷駅に3月18日(土)より「パパママサポートゾーン」を開設しました。
▲パパママサポートゾーン。左にはベビカル、真ん中にmamaro、右にベビー紙おむつ自販機
場所は井の頭線渋谷駅の中央改札外、改札を出て左側の乗車券売り場奥のスペースです。
▲きっぷ売場の並びにパパママサポートゾーンの設置場所(画像は設備設置前)
パパママサポートゾーンにはベビーカーレンタルサービス「ベビカル」、設置型ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」、ベビー用 紙おむつ自販機を設置。渋谷駅を利用する子連れパパママの安心・快適をサポートしていきます。
各サービスの詳細は下記の通り。
無人ベビーカーレンタル「ベビカル」
ジェイアール東日本企画が運営する「ベビカル」が、京王井の頭線渋谷駅のパパママサポートゾーンに登場しました。
▲パパママサポートゾーンのベビカルステーション
ベビカルは外出先でも手軽に利用できる予約可能な無人ベビーカーレンタルサービス。専用WEBサイトから会員登録すれば誰でもコンビ社のベビーカー(対象月齢:1カ月~48カ月頃)を利用可能です。
ベビカルの利用方法
▲ベビカルの利用方法
専用サイトで日時・場所を選択して予約。現地のベビカルステーションでスマホに表示した二次元バーコードをかざすことで、ICキーが解錠されベビーカーが取り出せます。お出かけを楽しんだら、予約終了時間までに貸出場所のステーションに返却するだけ。
▲ベビカルの利用方法は現地のベビカルステーションにもわかりやすく掲出
料金ははじめの1時間が250円、以降30分ごとに100円が追加されるシステム。12時間最大1500円で利用でき、以降は30分ごとに100円が加算されます。なお、決済はクレジットカードによるWEB決済のみ。
▲ベビカルでレンタルできるCombi施設用ベビーカーSC51(ベビカル公式Twitterより)
営業時間は前日8:00〜21:00。駅改札の近くで遅い時間まで利用できるので便利ですね。今なら会員登録で初回1時間無料クーポンを配付中です。
▲吉祥寺の南北連絡通路「はなこみち」に設置されているベビカル
ちなみに井の頭線では、吉祥寺駅の南北通路・はなこみちにもベビカルを設置。渋谷駅への設置は、京王電鉄としては吉祥寺駅、京王多摩センター駅に続き3駅目となります。
【関連記事】〈予約OK〉ベビーカーレンタル『ベビカル』 吉祥寺駅でサービス開始へ Combi社のベビーカーを1時間250円から
改札階から地上に降りるエレベーターは1ヶ所のみ
井の頭線・渋谷駅の中央改札口からほど近いベビカルですが、問題はお子さまをベビーカーに乗せてどうやって地上に降りるです。
▲井の頭線渋谷駅の構内図(京王電鉄公式サイトより引用)
改札階から地上に降りるエレベーターは1ヶ所のみ。中央改札口を出て左側をまっすぐ、地上へ降りるエスカレーターの手前にあります。ここは地上から上ってくる人と地上へ降りる人で混み合うエリアなので、ベビーカーご利用の際はご注意ください。
ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」
パパママサポートゾーンに登場した「mamaro(ママロ)」は、設置型の完全個室ベビーケアルーム。開発・販売を手がけるのは、授乳者のプライバシーを保護する〈授乳用ユニット〉の特許を取得しているTrimです。
▲パパママサポートゾーン設置されたベビーケアルーム「mamaro」
mamaroでは搾乳だけでなく、おむつ替え、離乳食、寝かしつけ、着替えなど幅広い赤ちゃんケアに利用可能。施錠付きの完全個室タイプで利用料は無料。子連れの女性だけでなく、子連れの男性も利用できます。
▲正面左上の哺乳瓶マーク点灯時は使用中、消灯時は空室です。
▲mamaroの室内イメージ(Trim リリースより引用)
面積1.28㎡、高さ190cmの室内にはソファ、スツール、モニター、コンセントを設置。利用可能時間は7:00〜22:00。なおミルク用のお湯、ゴミ箱は用意していません。
井の頭線周りでは吉祥寺駅のアトレ吉祥寺地下1階、小田急線 下北沢駅構内にも設置されています。
参考出典:Trim リリース
ベビー用 紙おむつ自販機
パパママサポートゾーンではダイドードリンコが運営するベビー紙おむつ自販機も設置。通常の飲料と併せて、ベビー用 紙おむつの小パック(2枚入り)やおしりふきシートの購入が可能となります。
▲パパママサポートゾーンのベビー紙おむつ自販機
向かって左側では通常のドリンク、右側では紙おむつ、おしり拭き、ビスコ、キットカットを販売しています。
自販機で販売するベビー用 紙おむつは、大王製紙「グーンプラス 肌快適設計 パンツ 2枚入り」(パンツタイプMサイズ、Lサイズ 各240円)、「グーン 肌にやさしいおしりふき 70枚入り」(240円)。利用可能時間は初電〜終電までです。
ベビー紙おむつ自販機には京王電鉄のキャラクター・けい太くんや、いのかしら7きょうだいのイラストを施しています。子どもも関心を持つ自販機デザインとなっているので、パパママサポートゾーンの利用がより楽しくなりそうですね。
近くにはサラダ自販機「サラダスタンド」も
パパママサポートゾーンから通路を挟んで向かいの壁には、新鮮サラダが買える自販機「サラダスタンド」も設置されています。お帰りの際に絶品サラダが食べたくなったらぜひチェックしてみてください。
▲井の頭線・渋谷駅中央改札外に設置されたサラダスタンド
▲新鮮グルメサラダのほか、生搾りジュース、サンドイッチ、焼き芋なども販売
●絶品!サラダスタンドの実食レポはコチラ↓
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