株式会社東急百貨店は、23年春に解体となる渋谷の東急百貨店本店の営業終了日を2023年1月31日(火)に決定しました。なお、併設するBunkamuraは2023年4月から大規模改修工事のため長期休館となる予定です。
東急百貨店本店跡地は、東急株式会社、Lキャタルトンリアルエステート(以下Lキャタルトン)、株式会社東急百貨店の3社で開発計画を進め、Bunkamuraは新施設に一体化するとのこと。
東急本店は23年1月に閉店、春以降に解体!
ご機嫌いかがですか?シブきち(@ShibukichiNet)です。
東急百貨店本店(東急渋谷本店)は1967年に誕生。1984年と2002年の全館リニューアルオープンを経て現在に至ります。
今年5月には、23年春以降から解体工事に着手することを発表。そして今回の発表で2023年1月末に閉店、営業終了となることが決定しました。
東急本店跡地に建つ新施設は『 隣接するBunkamuraとの一体化により、「感動」「高揚」など真の豊かさを感じる、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設』になるとのこと。
今回の〝営業終了〟の発表を受け、新施設が「東急本店」としてリニューアルする可能性はほぼなくなったかと思われます。
いずれにしても「Bunkamuraと一体化」ということは、かなり大規模な複合施設のオープンとなりそうです。
Bunkamuraは23年4月から大規模改修!
一方のBunkamuraは「日本初の大型の複合文化施設」として1989年に誕生。
30年以上にわたり幅広いジャンルの文化・芸術を発信し続け、東急グループが目指す「エンタテイメントシティSHIBUYA」の礎を築いてきました。
こちらも5月に発表があり、2023年4月から大規模改修工事のため長期休館となる予定。
なお、大規模改修後も東急グループの「文化事業の牽引役」は継続。Bunkamuraの施設は複雑な構造になっているので、新施設とどのように一体化するのかとても気になるところです。
共同開発の「Lキャタルトン」とは?
ここで素朴な疑問。東急、東急百貨店と共同で本店跡地を開発する「Lキャタルトンリアルエステート」とは一体どんな企業なのでしょう。
リリースによると「 アイコニックな複合施設開発を手掛けるグローバルな不動産開発投資会社」とのこと。ちなみに「アイコニック」とは「伝統形式の〜」といった意味のようです。
ふむふむ、東急本店の歴史を重んじた新施設になりそうな予感。少し安心したような…。
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東急百貨店 渋谷・本店
住所 | 〒150-8019 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 |
MAP | |
TEL | 03-3477-3111〈代表〉 |
アクセス | 「渋谷駅」から徒歩約7分 |
HP | 東急百貨店 渋谷・本店 公式HP |
Bunkamura
住所 | 東急本店と同じ |
TEL | TEL.03-3477-9111(代表) |
HP | Bunkamura 公式HP |
Bunkamura 公式Twitter |
東急 ニュースリリース(2021年5月)
東急百貨店 ニュースリリース(2021年9月)
東急渋谷本店の営業終了、解体とBunkamuraの大規模改修。いずれも2023年からということですが、まだあまり実感が湧きません…。
それでは今回はこのへんで。ご覧いただきありがとうございました!