京王井の頭線・浜田山駅の商店街入り口に、静かにたたずむ謎の物体。
その正体は、歩行者天国の時間を知らせる「標識ロボット」だということで、その全容を明らかにすべく浜田山へと向かいました。
浜田山の商店街にたたずむ「不思議なナミー」。その正体は歩行者天国ロボットでした!
ご機嫌いかがですか?シブきち(@ShibukichiNet)です。
井の頭線・浜田山のメインロード商店街入口で目撃された不思議な物体。
2019年7月に目撃状況をアップしていましたが、約2ヵ月を経てその全容が明らかになりました!
杉並区公式キャラクターなみすけの妹・ナミーが顔をのぞかせる、白い箱状の物体の正体は「歩行者天国ロボット」!
そう、「ホコ天ロボ」だったのです!
毎日16:00〜18:00が「歩行者天国」となる浜田山メインロード商店街。
「ホコ天ロボ」は、その歩行者天国タイムを知らせるインフォメーションマシンとして、一躍を担っているのだとか。
普段は商店街入口の脇に静かに待機。
歩行者天国の16時になると出動要請がかかり、待機位置から自走して商店街入口正面の所定位置につくのです!
その装甲にはしっかりと「歩行者天国16-18」の文字が書かれ、2時間の歩行者天国タイムを知らせます。
ちなみに操作はスマホで行うそうです。(スゴい!!)
「歩行者天国標識ロボ化計画」始動で開発された「ホコ天ロボ」!
浜田山メインロード商店街のホコ天は40年も続いていますが、悩みのタネは「標識の出し入れ」だったそうです。
なんせ標識看板が大きくて重い!
それを毎日、人力で出し入れをするとなれば、その苦労も想像がつきます。
そんな状況を打開すべく発案されたのが「歩行者天国の標識をロボ化する」というプロジェクト。
2018年7月、浜田山メインロード商店街の公式サイトでプロジェクトが発表され、そして早くも同11月にはプロトタイプが杉並フェスタで披露されていました。
そして2019年5月に「ホコ天ロボ」はデビューを果たします!
かわいいナミーが顔をのぞかせ自走する「ホコ天ロボ」は、あっという間に子どもたちの人気者になったそうです。
本日天気晴朗ナレドモ波高シ!まもなく16時!「ホコ天ロボ」起動します!
シブきちが浜田山メインロード商店街に到着したのは15:45頃。
商店街入口に待機中の「ホコ天ロボ」を確認し、しばらく待つこと13〜4分…
突如現れた店員さん風の女性が、「ホコ天ロボ」のそばでスマホ(と思われる)を操作したそのとき…
ホコ天ロボ、起動です!
あまりの瞬時のできごとにタイミングが少し遅れましたが、
自走する「ホコ天ロボ」の撮影に成功しました!
いかがでしょう。
滑らかな動きもさることながら、人通りの多いロケーションに配慮した、絶妙な自走速度にも注目です。
そして無駄のないコース設定にも光るものがあります。
さあ、スローモーションでもう一度どうぞ!
立ち止まって見ている人もいて、地元の皆さまの関心の高さが伺えますね!
浜田山メインロード商店街「ホコ天ロボ」の基本情報
設置場所 | 京王井の頭線浜田山駅「メインロード商店街」入口付近(成城石井横) |
起動時間 | 往路16:00/復路18:00(基本的に毎日) |
業務内容 | 定刻に所定の位置に移動し、商店街道路の歩行者天国時間を掲示 |
それでは今回はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました!
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